2017年6月10日土曜日

ポルノグラフィティ新藤晴一のカフェイン11レポ 2017.6.5放送分 格好良いバンド名とは









※赤字が自分の感想です


ポルノグラフィティ新藤晴一のカフェイン11レポ 2017.6.5放送分



オープニングトーク



今年初めて半ズボンを履いた晴一さん。
昨今、足首を出すファッションが流行っているけど「寒い」。なのでファッションと保温の葛藤をしている。

もう1つ靴から靴下が見えてはいけないような風潮がある。
くるぶしソックスは昔は女の子のものだった。靴下の機能とは。


アミューズフェスの翌日だが、収録はライヴ前。リハが終わったとこ。

アミュフェスについては次週。


1曲目"オレ、天使"



街で見る芸能人




東京は芸能人をよく見る。
先日もダンディで"良い声"の某俳優さんがマッサージを受けているのに遭遇したそう。

全然見ませんが?八王子だから?
晴一さんの生活圏が芸能人多いところなんすよ。

実物もダンディだった。

その後打ちっぱなしに行ったら、後ろの席で某俳優さん(60代で刑事ドラマで有名)がいた。
60代は普通であればおじいちゃんが入ってくる年齢だが、とてもそう見えないくらい格好良かった。

歌も歌う人なので、昔一度歌番組で見たことがある。

誰だ?水谷豊?


街角で志村けんさんを見たことあるが「合成じゃないか」と疑うくらいしっかり志村けんだった。



2曲目"幸せについて本気出して考えてみた"



晴一の辞書




漫画やアニメで食べてみたいもの。

三鷹でジブリの作品の台所を再現した展示がスタート。


晴一さんも言っていた「千と千尋の神隠し」の両親が食べるあれは定番ですな。


コーナー:晴一の辞書

メール:バンド名とは。サークルでバンド名に悩んでいる。ポルノグラフィティという名前はすぐに浮かんだか?

晴一:いくつか候補があったが、そこまで悩まなかった。
バンド名とは「カッコイイ音楽をやれば格好良くなるもの」である。

例えば"スピッツ"は犬のスピッツよりもしっかり数々の名曲が思い浮かんだり、B'zも"ビーズ"を思い浮かべる語感だけどちゃんとステージに火柱が上がるバンド名になってる。


メール:6月の楽しみとは。連休もないし、雨だし。

晴一:6月の楽しみとは「スタジオワークが後ろめたくない」である。

清々しい日にもスタジオに入らないといけないが、6月は地下の日の当たらない部屋にいても後ろめたさがない。なので、室内で地道な作業とかをすればいいのでは。



3曲目"My wedding song"









もっと面白い話ないん?




これをするのは大体何時というものは?


シチズンが調査したところ仕事に集中できるのは10時、職場の電気が消えるのは夜8時などの結果が。


ミュージシャンに置き換えると仕事に集中できるのは、レコーディングの場合夜7時。
なぜならそれを越えると夕飯を頼むようになって、出前を取るといつまでもやってしまうコースに。

アイデアが閃くのは朝。
朝5時に起きて何もしないと勿体ないので何かしようとする気になるそう。

作詞は13時くらい。


コーナー:もっと面白い話ないん?

メール:去年の今頃「チェロが弾けない」とメールした者だが、メールを読まれたことをキッカケに練習するようになった。

晴一:俺、なんてアドバイスした?


4曲目"ジューンブライダー"



もっと面白い話ないん?(続き)




東京オリンピックのマラソンの大まかなコースが決定。
新国立競技場をスタートし、東京ドーム、皇居、東京タワー、浅草寺などを通る予定。


コーナー:もっと面白い話ないん?(続き)

メール:雨の日。スーツで自転車に乗っている人が何か飲んだかと思うと、片手にビール、もう片方にツマミを持って器用に走っていた。

晴一:これダメなんじゃ?自転車でも違反だよね。


5曲目"GIANT"THE野党



では今週も閉店です。










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サカナクションの"ドキュメント"のMVのエンディングは2パターンあるって知ってます?






Twitterで懐かしい話題を問い合わせをもらいました。


内容はサカナクションの"ドキュメント"のMVについて。


MV集の「SAKANARCHIVE2007-2011」に両バージョンとも収録されているのですが、特に明記はされていませんし、隠し特典に近い形で入っているので分かりづらいです。

せっかくなので、ここで書いておこうと思います。


※僕の見たのはBlu-ray版のためDVDも同様の仕様かはわかりせん

【追記】

別エンディングはblu-ray版だけのようです







エンディングの別バージョン




まず通常版エンディング。

Blu-rayを普通にALL PLAYで見たときのエンディングです。
YouTubeに上がっているのもこのバージョンなので通常版としておきます。







最後に"ドキュメント"が流れ、エンディングは一郎さんの背後を例の女の子が置物を持って横切るところで終わります。


もう1つのエンディングを見るには2パターンあります。
楽曲選択画面から"ドキュメント"を選択する、もしくはALL PLAYでチャプターを送って"ドキュメント"を選択することです。


ALL PLAYでチャプターではなく早送りした場合は通常版が流れました。

意図的に楽曲を選択した時にエンディングが変わるという仕様とでもいいますかね。

なので一回通しで見たきり棚にしまったという人は気づいてないかもしれません。
逆に最初から飛ばし飛ばしで見た人は通常エンディングを知らないかもしれないですね。



※ここからは別エンディングの一部ネタバレを含みます


絶対知らずに見た方が楽しめるので是非見てください
買ってない人は買いましょう。










衝撃の別エンディング




そもそも本編の時点でなかなか衝撃的なMVですが、別エンディングもなかなかパンチが効いてます。

一郎さんが帰宅してiPadを見ているところまでは同じです。

そこから背後に女の子が現れるのですが、置物を手に真っ直ぐ一郎さんのもとへ。そして「一郎くん」と呼び掛けて……

というもの。

この先の1秒に起こる展開はご自分でお確かめください。

初めて見たとき焦りました。僕は。

ただ、何回か見ててこちらのバージョンに馴れたせいか、久しぶりに見たら通常版のそっと通りすぎるもののほうがゾクっとしました。


このMV集は特典映像含めかなり面白いので、オススメです。


最後に余談ですが、MVで見事なストーカー役を演じきった干場かなえ(ほしばかなえ)さんは札幌出身のシンガーソングライターです。女優かと思った。












【こんな記事もあります】
サカナクション10周年記念ライヴ生中継を観て泣いた日
サカナクションが好きだからこそ最近のセットリストについて言わせて欲しい














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2017年6月8日木曜日

【感想】SHISHAMO「SHISHAMO 4」 聴いてたら心臓がチクチクしてきた






SHISHAMOのアルバム「SHISHAMO 4」が良い。

悔しいくらい良い。


最初はまさかアルバム買うようになるとは思ってなかったんですよ。
30代に入ったの男が聴くには瑞々しすぎて眩しいの。

それがこのアルバムにも収録されてる"夏の恋人"をYouTubeでたまたま見てすこぶる気に入りまして、アルバムの評判も良いので思いきって買ってみた。


その結果がタイトルと最初の言葉である。


アルバム発売からだいぶ経ってしまったが(理由は後述)、感想を書こうと思う。



アルバムレビュー SHISHAMO 「SHISHAMO 4」








「SHISHAMO 4」を聴いて




11曲、ほとんどが恋の歌。

恋愛コンプレックスが爆発しそうな曲、失恋の曲など、もう僕のような恋愛に対するリテラシーが底辺のような人間には眩しくて心臓が痛くなった。
SHISHAMOのアルバムは常に11曲入りだが、ギリギリの心地で聴き終わった。12曲入りだったら、死んでた。

それでいて、再生ボタンを押してから聴く耳を止められないのである。


映画「悪の法則」でボリートという殺人器具が出て来る。それは首にワイヤーをかけてスイッチを入れるとモーターがワイヤーを巻き取り続け、首を締めながらワイヤーが動脈を切って死ぬというとんでもない代物である。
「一度動き出したらもう止めることはできない」という映画のテーマを象徴するアイテムであるが、何故かそれを思い出した。

いうまでもないが彼女たちには全く否はない。僕がいけないのだ。


同時に驚いた。
メンバー、特に宮崎朝子の成長である。

デビューして少し経った辺りでVIVA LA ROCKでたまたまライヴを見たことがある。

その頃に比べてソングライティングや歌声が格段に成長しているのだ。
親戚の子を見てるみたいな感想だが。


これを書いたのが今頃になったのは、成長度合いを確かめるためにアルバム全部買って聴いていたためである。
一気に聴くと壊れそうだったので、1枚ずつ聴いていた。


曲が眩しくて苦しいと書いたが、それでも曲の良さの水準が明らかに高くなった。とにかくメロディが良いのだ。
インタビューを読んだがこのアルバムについては「全曲シングルカットできるアルバム」を目指したそうだ。

さらに、そのハードルのためにそれまで貯めていた曲を一度捨てて曲を書き直したという。

そして、その曲を歌う声もまた多彩になり、恋愛の歌が多いが、アルバムを通して飽きることなく聴けるのだ。




雑多に全曲感想




曲を聴いてて思ったことを雑記していく。


1. 好き好き!

タイトルから強烈である。1曲目から右ストレートをノーガードで喰らった。
「好き」を連呼することで「キス」にも聞こえるというのは言うまでもないだろう。



2. すれちがいデート"

sweetな方の意味で「甘い曲だな」と思って聴いていたら、最後の最後で意表を突かれた。
この意外性のある歌詞に「このアルバムただ事ではないのでは」と思い始めた。



3. 恋に落ちる音が聞こえたら

怒りたくなるくらい純粋である。「調子に乗っている私を叱ってね」と言ってるから怒ってもいいだろう。



4. 終わり

一転して曲調も激しくなった失恋ソング。
「あなたの特別でいることが私を生かしていたから」とかサラッと歌ってるけど、怖い。



5. 恋

タイトルから直球であるが、ここでスリーピースらしい構成から一転しギターではなく鍵盤を主にした曲。引っ張っているベースが良い。

この曲の声質とても好き。



6. 音楽室は秘密基地

転校生と音楽の先生、少女マンガから抜け出してきたような設定の曲である。

サビのメロディが良いなぁと思う。



7. きっとあの漫画のせい

サブカル女子が好きそうなアジカンライクなイントロ。
かなり自己嫌悪の強い歌詞だ。

「サブカル女子が好きそうな」と揶揄しながらも最後に自分に重ねてしまう当たりが良い。



8. メトロ

「メトロ」というとどうしても斉藤和義の"メトロに乗って"を想像してしまう。あちらはメトロに乗って君と東京のあちこちに出掛ける歌詞だったが、こちらは失恋である。

「宇宙に投げ出されたみたい」という仰々しい心情でいながらも、実際には駅をウロウロしてしまう小ささが可愛い。



9. 夏の恋人

今作のなかでは自分のベストチューン。
温度や湿度まで伝わってきそうな情景描写。じめじめした部屋と自分の気持ちを重ねる。

きっと泣くのは私の方だけど さよならするよ

という歌詞を経て「だめね、私」が切ない。



10. 魔法のように

"夏の恋人"から一転し明るくてキラキラとしたポップな曲調。

「毎朝私は女の子になる」のよく分からないけどなんか分かるというバランス感覚が絶妙。



11. 明日も

ホーンを使ったアレンジが爽やかである。
川崎フロンターレの試合観戦中に思い付いたということで、歌詞のヒーローは選手を指しているのだろう。

ジャキジャキとしたカッティングギターが気持ちいい。

恥ずかしい話、最近ネガティブなことがあったのたが、これを聴いてとても励まされた。



これを期にと、今回まとめて聴いていたんですけど、思ったよりハマってしまった。

音楽性がどんどん豊かになっているが、初期には初期の初々しさがあり、そこからアルバムを重ねるごとに音楽性も広がり、着実にステップアップしている。

これからも彼女たちの進化が楽しみだ。

心臓はチクチクするけど。

恋か?









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2017年6月7日水曜日

アミューズフェス(Amuse Fes)に見るライヴマナーとルールの違い





アミューズ・フェス(Amuse Fes)が終了した。

終了後にTwitterでは「楽しかった」という声が沢山上がっていたが、一部マナーについて指摘しているツイートもあった。

マナーの悪さを指摘するツイートもあれば、そんな指摘に反論するようなものまで様々である。

どちらが正しいとか間違ってるか、それで結論は出ないと思っている。

しかしながら、ライヴを生きがいとしている人間として、思うところはある。そんな事をつらつらと書きたい。



最大公約数がライヴで気持ちよく楽しむには





あなたは道端に唾を吐き捨てますか?


え?吐く?いますぐシンガポール行って捕まってくれ。
踏んだ俺の気持ちになれ。

基本的にみんな道端に唾は吐かないですよね?
それはシンガポールのように法律が定められているわけではないのに、みんな守ってますよね。


それは「道はみんなのものだから綺麗にしなくちゃいけない」ってマナーを誰しもが意識的にも無意識にも守っているからである。


この「みんなが気持ちよくなるために」行うルールにない行為がマナーである。


大前提として、ライヴを見る上でルールはない。


その上で「ライヴを楽しむ」という目的には人それぞれの楽しみ方が関わってくる。

後ろからじっくり見るのが好きな人、前方でもみくちゃになりそうになりながら騒ぐのが好きな人、前で見たいが静かに見たい人。
たったこれだけでも、楽しみ方が相容れないと分かるだろう。


今回、実際に自分で見た観客にはあるアーティストの時に途中から前に3人組が現れそれなりに大声で話し、笑って、一人はスマホを見ていた。
演奏していたのはバラード曲である。

明らかに周囲はそちらを見て不快感を示していた。


だが、ライヴにルールはないので、彼女たちはルール違反でもなんでもない。ただその場で思い通りの行動をしていただけである。
彼女たちに悪意があるわけでもない。











ルールとマナー






その「周りが明らかな不快感を抱く」を少しでも無くしていこう、とすることがマナーなのである。

それを突き詰めてしまうとファンの中でも暗黙のルールとなってしまう。この辺の兼ね合いが更に揉める原因となる。


朝井リョウの小説に『スペードの3』という作品がある。その中である劇団(限りなく宝塚モチーフ)のミュージカル女優のファンたちが自主的にファンクラブを作って活動している描写がある。







そのファンクラブ「ファミリア」では明確に"ルール"として、幹部にあたるファンが服装などの規律を正していく。
それに対してあるファンが現れたことで規律が乱れていくというストーリーなのだが、そこから先は読んでもらいたい。

何がいいたいのかというと、マナーを押し付けるということは、行き着くところそういった行為なのだ。

そうではなくて、マナーとは自発的に行われるものだ。
言われたから守ったというところで終わってしまってはルールになってしまう。


以前、誰か(晴一さんだったかな)が言っていた言葉がある。


フェスについてだったと思うが「足を止めさせたり、ちゃんと聞いてくれないのであれば、それはそうさせられなかった演奏側の力が足りなかった」というニュアンスだったと思う。


話していることを思わず止めて聞き入らせるような演奏をしていかなければいけないという想いからだろうが、アーティスト側にもそう思ってる人もいるのだろう。

しかしながら、今はSNSであっという間に当事者間の問題を越えた大きな問題に発展してしまうケースもある。


「マナーが悪いね」と言われて気持ちいい人なんていないし、「マナーいいね」と言われて不快になる人は相当ひねくれていない限り、そういないだろう。


あなたにこうしてくれとは言わない。

でも、その行いをするときちょっと周りを見てみよう。
そして胸に手を当ててみて欲しい。


「ライヴはみんなが幸せになれる素敵な場所」


そう言ってくれたアーティストのために。


【関連記事】
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2017年6月5日月曜日

【ライヴレポ】Amuse Fes in MAKUHARI 2017 - rediscover - +全セットリストまとめ






※長いです
※文中の敬称略


「Amuse Fes in MAKUHARI 2017 - rediscover」が終幕した。


ポルノグラフィティが発起人となり2013年に始まったフェス。一年の休息を経て、会場をつま恋から幕張メッセに移しての開催となった。

今回はPerfume、flumpool、高橋優が中心となり盛り上げていった。

特にPerfumeはPerfume fesの後ということもあり疲れも溜まっていただろうが、大トリとしてそれを感じさせないほどパワフルに鮮やかなステージを見せた。




カバー・コラボレーション




オープニングは5月末にメジャーデビューしたばかりの阪本奨悟
現れるといきなり披露したのはポルノグラフィティの"アポロ"だ。爽やかで透き通るような声で会場をいきなり盛り上げた。


今回はアーティスト同士でコラボやカバーをしていくことがメインテーマとしてある。タイトルの「rediscover」にはイベント自体のリニューアル以外にもそういった精神が込められている。

言うまでもなく"アポロ"はポルノグラフィティのデビュー曲である。それをデビューしたばかりの阪本奨悟が歌うことはアミューズという繋がりを深く感じさせる。

今回のフェスではそんなシーンが随所に見受けられた。


高橋優はPerfumeの"Dream Fighter"を持ち曲かと思えるくらい熱い曲にし、逆にSkoop On Somebodyは"不自然なガール"をメロウで大人の色気あるナンバーにし、藤原さくらは"マカロニ"を穏やかなポップソングに仕上げた。

今回のフェスでは事務所の先輩と後輩の垣根を越えて、しっかり原曲をリスペクトしながらも自身の特色を織り混ぜたカバーが多くあった。

冒頭の"アポロ"もそうだが、WEAVERの披露したポルノグラフィティの"愛が呼ぶほうへ"もピアノバンドとしてのスキルを十二分に発揮していた。



高橋優は1曲目から"福笑い"を披露。ライヴの終盤で披露されることが多いので意外な選曲だ。
"明日はきっといい日になる"や、最新曲"ロードムービー"などしっかり今の高橋優を見せてくれた。

"ロードムービー"で「繋がっているよ」という歌詞がある。今回のフェスでまさにこの「繋がっているよ」なのだ。アーティスト同士、アーティストとスタッフ、アーティストとファンがしっかりと繋がっているフェスなのだ。


WEAVERも最近のシンセを取り込んだサウンドによって、面白いバンドになっていた。
前に見たときはとても"優等生"なバンドだなと思ったけれど、新たなサウンドを取り入れて荒さの要素(雑ということではない)も増えて見応えあるアーティストになったと感じた。

同じことをflumpoolにも感じたけれど、こうして久しぶりに見るアーティストが進化しているのを感じられたことも嬉しかった。どのアーティストもヒット曲に頼るだけではなくて"今"を見せていたのだ。


久しぶりに登場したお祭り番長のFLOWは「オファーはいいただいていたけど、その頃なぜかいつもブラジルにいて」と笑いを誘い、"GO!!!"では阪本奨悟、杉本雄治(WEAVER)、TAKE(Skoop On Somebody)、岡野昭仁(ポルノグラフィティ)を呼び込んだ。
昭仁は若干声が上ずっていた。

他にもコラボではPerfumeの"Spending all my time"にさくら学院が登場してMIKIKO門下生直属のダンスを披露した。


コラボのなかでも最も胸を打たれたのがflumpoolと高橋優のコラボによる"BEAUTIFUL"であった。
"BEAUTIFUL"はアルバム「来し方行く末」のラストナンバーであるが、高橋優本人もいうようにマニアックな選曲である。


アルバムツアーは都合により行けなかったので、当面聴くことはないだろうなと思っていただけに、このタイミングで、こんな形で聴けるとは思わなかった。










ポルノグラフィティ



そして昨年の横浜スタジアム以来となるポルノグラフィティである。

今年は現時点で台湾ライヴとスガフェスしかライヴ活動がなかったため、ほとんどのファンにとっては久しぶりのポルノグラフィティとなっただろう。

新藤晴一のギターから始まり、岡野昭仁が歌い出す"ワンモアタイム"だ。ポルノグラフィティの中でも随一のエモーショナルな曲で、


優しさにぬくもりに 救われて歩き始めた
誰かへ 同じように返したい 忘れたくない


という歌詞はこのフェスを象徴しているようなフレーズだ。

一番のサビの入りを間違えたり、歌詞を間違えたりと空回りしまくっていた"THE DAY"だが歌声は凄まじいものがあり、今回もサポートにtasukuがいることで、とても音圧が強い。


フェスを引っ張ってくれたPerfume、flumpool、高橋優に敬意を表してと、"ポリリズム"〜"君に届け"〜"福笑い"をメドレーで披露。"福笑い"は以前ラジオの弾き語りで歌っていたのを好きで聴いていただけに、まさか生で聴ける日がくるとはという想いだった。

"君に届け"はこの後の出番となるflumpool自身も演奏することになっていたので、完全なる掟破りとなるのだが、それも(おそらく)笑って許されるくらいの雰囲気をアーティスト側が持っていることがアミューズの繋がりの強さではないだろうか。


そんなメドレーを挟みつつ熱量の高い曲が続き、新藤晴一のガットギターから"オー!リバル"が始まる。
ポルノグラフィティのファンでない層にも浸透しているようで、合唱部分はとても美しいものであった。


タオルが掲げられ"Ohhh!!!HANABI"へ。こうしたイベントでヒット曲の"ハネウマライダー"ではなくアルバム曲の"Ohhh!!!HANABI"が選ばれたのが面白い。

ラストはジングルからの"ミュージック・アワー"。全ての観客を巻き込んだ、ワンマンのような盛り上かりを見せた。

ギターについて"ワンモアタイム"と"THE DAY"では1960年製レスポール、カバーメドレー及び"Ohhh!!!HANABI"と"ミュージック・アワー"は今年購入した1959年製のテレキャスター、"オー!リバル"はエレガットだった。

組み直したというエフェクトボードも好調のようで、特にテレキャスターとの相性が良かったように思う。最終決定版の写真が見たい。
アンプは久しぶりにMATCHLESSだっただろうか。


昨年の横浜スタジアムもそうであったが、ポルノグラフィティは挑戦を止めない。今回も所謂ヒット曲ではなく、最新曲を中心にしたセットリストであった。
これからもフェスが続くがどんな姿を見せるか楽しみだ。

MCでのカープネタは観客が分からなくて戸惑っていたが。






Perfume力



今回のフェスの成功はPerfumeの力なくしてなかったことだろう。

つま恋から幕張に会場が移り、最も変わったポイントは屋内になったことだろう。
なので、ライティングを存分に発揮することができたのだ。


オープニングから照明は激しく色とりどりのライティングが飛び交っていた。いうまでもなくテクノとライティングは切っても切り離せない。
大音量と激しい光の明滅、完全に洗脳の手段である。


推測になるが今回は全編Perfumeの照明スタッフが監修したのではないだろうか。
それを活かすようにFLOW、flumpool、WEAVERなどは打ち込みを活かした楽曲を披露。ここでしか見られないであろうアンサンブルとなった。

反対に激しさのないムーディーなSkoop On Somebodyでは柱のように垂直に何本も伸びる照明だったり、藤原さくらでは花模様の照明が天井に広がっていく演出があった。

照明だけでもしっかり魅せれる演出となっており、これは後ろからでも楽しむために重要な要素ではないだろうか。

そんな照明を使えたのもPerfumeが音頭を取ったことによるものだろうし、エンディングでの場の回しっぷりは先輩ポルノ兄さんたちの(愛らしい)グダグダ進行とは違う魅力であった。


もはや恒例となったラストの"それを強さと呼びたい"
今年は室内で響いていたせいもあるかもしれないが、過去最高に観客も大きく声を出して歌っていた。

カバーやコラボで先輩や後輩が繋がって、鳴らした音楽はアーティストと観客を繋ぐ。
それぞれがリレーのバトンのように受け渡してきたもの。それを集約するように、この曲でも歌声が繋がれていく。

そして最後に全員の歌声が一つになる。


音楽は人と人を繋ぐのだ。


長くなってしまったが、5時間がまさに「あっ」という間に感じる1日だった。

アミューズの懐の広さとバラエティ豊かな所属アーティスト(俳優含め)、これからも開催が楽しみだ。

それにしても。

ポルノグラフィティあと3時間は見たい。

以下おまけ。

頑張って全アーティストのセットリストまとめました。