2017年3月4日土曜日

PRIME 歌詞解釈〜変われない自分と変わらない願望






先日「ミュージック・アワー」のレビューを書いた際に"PRIME"の歌詞については後日解釈を書くと宣言した。

ということで宣言通り今から書いていこうと思う。

ずっと晴一さんの歌詞を取り上げてきたので、昭仁さんの歌詞は初めてとなる。



ポルノグラフィティ/PRIME 歌詞解釈











変わらない日常の中で




曲の最初から主人公は精神的に落ち込んでいる。


打ちのめされ、気力さえも無くしてしまった主人公。
具体的には何故主人公が落ち込んでいるのか具体的な説明はない。


しかし、Bメロに当たる部分「正直に生きること ナンダカネ」から推測するに、主人公は正直さによって打ちひしがれていると分かる。


世界は正直な人間にとってとても生きづらくできている。

それは学生であっても働いていても同じだろう。誰しもが社会の中で本音と建前を使い分けていきている。


しかし、主人公はそれができない。
いや、もしかしたら使い分けすぎるあまり落ち込んでいるのかもしれない。

僕は主人公の状態がすごくマンガ的だなと思った。昭仁さんのマンガ好きの影響は確実にあると思う。

全体を見るとAメロ部分は主人公の落ち込み、サビでは「変わればいいんじゃない」「こんな僕はいらない」と前向きな言葉が並ぶ。


一見するとポジティブな響きなんだけど、僕はこの曲を聴いていてもポジティブな曲には聴こえなかった。


どちらかというと、それでもやっぱり踏み出せない男を歌っていると感じてしまったからだ。






変われない"自分"




さて、鬱々としながらも変わろうという決意を見せる主人公。

あなたは本当に変わることができていると思うだろうか。

僕はそうは思わない。

なせなら、主人公の決意は実行を伴ってないからだ。


最初のAメロ。


こんな自分を葬り去ってやる


と歌われるが、実際にはそうできてはいない。


落ち込む自分を消し去りたいと思っていても、たとえ鏡を打ち砕いても、それは虚構であり、主人公は真の意味で変われてはいないのだ。

そういった目線で見ていくと主人公は最後まで変わりたいという願望だけに終始してしまう。


僕はそれを悪いと糾弾したいわけではない。


僕自身がそんな人間なのだ。


変わらない日常を変えてしまいたいと思っても、何も変わらない日々をただ過ごしている。

だからこそ自分をこの曲の主人公に重ねてしまうのだ。






僕は"PRIME"のテーマ的本質を歌った曲こそが"n.t."だと思っている。
"n.t"ではこう歌われる。


朝日が登っている また今日が始まる
なのに少しも変われない 心打たれない


変わりたいというのは願いだけ、現実はただ諦めて願望を心の奥に押し込めている。

"n.t"においても「変わりたいのに変われない自分」が歌われる。
「自分が変われば世界が変わる」なんて云うが、それは決して並大抵のことでは出来ない。

人間は日々の中で自分のアイデンティティを確立していく。
自分を変えるということは、築き上げてきたアイデンティティを否定することになる。


人間は強くなろうとしてもそう簡単には変われないのだ。
先日見た映画を例に出そう。




アイアムアヒーロー








先日感想も書いたが映画「アイアムアヒーロー」に、こんなシーンがある。
(そういえば映画を見てから原作も読破した)


大泉洋演じる主人公英雄がロッカーに隠れる、外にはZQN(ゾンビ)がいるので出るに出れない。


ヘタレだった主人公が何度イメージしてもロッカーを出た途端にゾンビに喰われてしまう。しかし、外に落ちてるトランシーバーからは助けを呼ぶ長澤まさみの声、ロッカーの中でうずくまったまま葛藤する。


「よし!」「いや、ダメ!」を何度も繰り返す、その度重なる葛藤の末にようやく決意を固めロッカーを飛び出すのだ。

このシーンに思わず胸を打たれてしまうのは、そう簡単には変えられない自分を乗り越えた英雄の姿がそこにあるからである。


出たらもう助からないかもしれない、そんな状況でも英雄はロッカーから飛び出すのだ。そして喰われる(ここから先の展開は映画を見てのお楽しみ)

それほどの葛藤の末に変わった英雄の姿だからこそ見る者の胸を打つのだ。


まぁ、長澤まさみに呼ばれて有村架純が待ってるとなれば奮起しない男がいるはずがないのだが。


それくらい自分を変えるということは簡単ではない。もし簡単に変えられるならば、それはそれだけの信念なのである。











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2017年3月2日木曜日

ポルノグラフィティ新藤晴一のカフェイン11レポ 2017.2.27放送分 バイオ、ガンズ、クイズ







今週もいつもより生放送。




ポルノグラフィティ新藤晴一のカフェイン11レポ 2017.2.27放送分










オープニングトーク




2月は明日まで。

東京マラソンが前日行われた。コース変更になったんだ。
あ、確かに東京駅ゴールだったね。有明は確かにゴールしてから帰りが大変。

マラソン、一生縁がないなぁ。


1曲目"Faith ft. Ariana Grande" Stevie Wonder
「SING」の曲か。

晴一さん、アリアナ・グランデは可愛いけどめっちゃ歌上手い。


確かに向こうのアーティストは歌が上手いというのは絶対条件というよりも、歌が上手いのは当たり前という感覚だと思う。




VRでバイオハザード




晴一さんプレステVRを遂に開封。買ったゲーム機を寝かせてから開けるって確かに大人。
小さい頃は帰りのバスで開けてたもんな。

晴一さんは「バイオハザード7」をプレイ。3D映像で、振り向くだけで怖い。
ゲームオーバーになっても怖くてやり直したくなくなるくらいらしい。

これだね。









僕は怖いの求めてます。バイオ7超やりたい。
※↑の気持ちが最初に手にGがつくという情報でめっちゃ躊躇に変わった(グロは平気だけど虫系は苦手)


相当リアルでジーパンの質がわかるくらいだそうだし、実写の映像は本当にリアルだそう。

セカンドライフがVRで実現したら、はまさに都市伝説の世界。

VRについての話~仮想現実を巡る都市伝説編

現実か非現実か。



2曲目"シスター"



餃子とGuns N'Roses




餃子は何を付けて食べるか。
自分は醤油だけだなぁ。

酢と胡椒はちょっと前に流行ってたよね。関西はポン酢だそうです。


コーナー:月刊音話

メール:Guns N'Rosesのライヴに行った。オリジナルメンバーが揃っての来日に行った。晴一さんにとってガンズ

晴一さんはチケットは取ったけど、NY研修とかぶってしまい行けなかったそう。
アクセル・ローズの風貌は確かにねぇ。太ってしまってぱっと見では幻滅してしまうけど、結局ライヴを見ると「アクセル格好いい!」に変わる。

晴一さんの中でガンズはとにかく「ワル」のイメージ、そして歌メロがはっきりしない曲が多くて、全体の音像がカッコイイ。
曲は知ってるし、聴けばわかるけどパッとメロディが思い出せないことが多い、けど全体がロックという感じらしい。

「ウェカゥトゥザジャンゴー」みたいな感じだもんな。



3曲目"Welcome to the Jungle" Guns N'Roses



クイズ! 私が問題です




コーナー:クイズ! 私が問題です


1問目

問題(TEL): 私は文芸部に所属しており、年に数回、部誌に原稿を出しているが、友人に連呼されてイラっとしたことは?

1.いつも頭の中こんな感じなの?
2.どこかで読んだことがある気がする
3.なんかウケるを連呼される

※ジャンルは恋愛もの


晴一さんは2を言われるとイラっとする。最初はプロを真似しようとしてそうなるらしい。
選んだ答えは1。

正解は…3!晴一さん完全にハズレ。
全部言われたことはあるそう。ちなみに書いた小説は絶対に公表したくないらしい。


2問目

問題(TEL):趣味で作詞をしていて、高校生から書いて100作品ある。その自信作のタイトルは?

1.牛乳とアンパン
2.アーリーライザー
3.ディズカバリー

晴一さんの回答2で正解!

晴一さんからのアドバイス。1つ1つの表現は美しいが、情報量が多くて聴いていてもイメージが追いつかない。それが歌になるとなおさら追いつかなくなる。
だから、もっとギュッと10個のキラキラしたもののうち、3つを選べば良い。


スゲー勉強になる。


凄く関係ない話、自分も作詞たまにするけど、タイトルに自信ある曲、ないなぁ。


4曲目"青春花道"


では今週も閉店です。










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2017年3月1日水曜日

【合唱曲】心の瞳/坂本九の歌詞を解釈する






"心の瞳"という曲がある。

合唱曲として有名な曲であるが、元々は坂本九さんの曲である。


合唱曲ってたまに思い出したように聴きたくなる時がある。

久しぶりに聴きながらあらためてしみじみ良い曲だなと浸っていた。それで記事にしようかなと思っている時にこの曲も聴き返した。


イントロのピアノも素晴らしいのだけど、何より歌詞が素晴らしいと感じた。
初めて聴いてから10数年経ってたから歌詞の良さに気づくのだから我ながらおめでたいものだ。

ということで、派生記事として曲の経緯や歌詞の解釈について書いてみようと思う。
まだ合唱曲の記事書き終わってないけど。




心の瞳/坂本九




曲の経緯










そもそもになってしまうが、これを書こうと思うまで坂本九さんの曲であるということを知らなかった。中学の合唱コンクールで唄ってた当時はそんな事知りもせず良い曲だなと思っていたくらいである。

ピアノ伴奏だけで聴くと(唄うと)歌謡曲らしさをあまり感じないからだろうか。

原曲を初めて聴いたが、あまりにも素晴らしき名曲である。
原曲はやはり歌謡曲然としているけど、色褪せないなと思う。


1985年5月に発売したシングル「懐しきlove-song」のB面に収録された曲である。生まれる前だ。

坂本九は同年8月の日本航空123便墜落事故で亡くなってしまうため、この作品が遺作となり、"心の瞳"がコンサートで披露されることはなかった。


その後、合唱曲として使用されるようになり広まっていった。



心の瞳/坂本九 歌詞解釈










歌詞解釈




では、歌詞を見ていく。

私(仮にそう呼ぶ)は"君"について唄っていく。
語りかけるというよりも、遠い未来に向けてのメッセージとも受け取れる。


様々な人物像を思い浮かべられる歌詞だろう。


まず思い浮かんだのが恋愛においての変わらない愛である。

自分と共に歩んで行ける人に巡り会えたこと、その喜びを唄っているようにも取れる。

僕もずっと何の気なしにそう考えていたんだけど、あらためて歌詞を見ていて、もう1つの解釈が浮かんだ。


親から子へのメッセージである。


いつか 若さを 失しても 心だけは
決して 変わらない 絆で 結ばれてる


全体を通してもここの歌詞はとても印象的である。

たとえ身体は老いても、子を思う親の気持ちは変わらない。
決して変わらない絆という部分、それは恋愛よりも家族の絆と捉えた方がしっくり来たのだ。


瀬尾まいこの小説に『幸福な食卓』という作品がある。北乃きい主演で映画化もされた作品である。





家族を巡る話なのだが、その中で主人公の佐和子の兄の恋人のこんなセリフがある。


「あのさ、言葉は悪いんだけどさ、恋人はいくらでもできるよ。もちろん、今、そんなこと言うの最悪だってわかってる。(中略)でも、家族はそういうわけにはいかないでしょう?お兄ちゃんの代わりもお父さんの代わりもあんたの力ではどうすることもできないじゃん」


「家族は作るのは大変だけど、その分、めったになくならないからさ。あんたが努力しなくったって、そう簡単に切れたりしないじゃん。」


講談社 瀬尾まいこ『幸福な食卓』より


そう、家族とは不思議な強い絆で結ばれているものだ。

そのことが解釈を考えている時にふと思い浮かんだ。原作はもちろん映画も完璧に近い作品なので、是非読んで、観て欲しい。関係ないがこの時の北乃きいは殺人的に可愛い。








そして、何よりタイトルでもある「心の瞳」という表現。
"心の瞳"で君を見つめれば、ということはつまり、君が目の前にいるわけではない。


このことを踏まえた時に浮かんだのが、お腹にいる子を想う母親であった。


まだ見ぬ子へのメッセージ。
だからこそ、母親になるという実感とともに「愛すること それが どんなことだか わかりかけてきた」のではないだろうか。


坂本九はこの曲をコンサートで唄うことなくこの世を去った。
音楽は自分の子のようなものだという。


それでも"心の瞳"は唄い継がれている。
いつまでも愛されている。

最後に、この曲の歌詞で僕が最も好きなフレーズを引用して終わりたい。


夢のまた夢を 人は見てるけど
愛すること だけは いつの時代も
永遠のものだから










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2017年2月27日月曜日

ポルノ全シングルレビュー 3rd「ミュージック・アワー」






ポルノグラフィティの全シングルレビュー、3枚目に取りかかろうと思う。
「THE DAY」と「LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ」は書いているので、これを書けばあと39枚である。


「ヒトリノ夜」を書き終えた時点で、その道のりの長さに途方にくれてしまいそうになった。

しかし、そんな鬱々としてる場合じゃない。


なぜなら、3枚目のシングルはこれだからだ。


ポルノグラフィティ「ミュージック・アワー」














1. ミュージック・アワー




ポルノグラフィティ初のCMタイアップとなり、ポカリスエットのCMソングとなった。

曲のヒットもあり、当時ろくに音楽を知らなかった僕でさえサビを口ずさめるほどであった。
このシングルのおかげで一発屋の雰囲気はだいぶ緩和され、この後の「サウダージ」で完全に払拭されることになる。


さて、いきなりどうでもいい話だが、僕はウサギが好きである。


ウサギは可愛い。この記事をこれから長々書くがそれだけ覚えて帰っていただければそれでいい。


なのでR.N“恋するウサギ"ちゃんも、もちろん好きである。
どうでもいいでしょうか。


本題に入る。


「アポロ」、「ヒトリノ夜」とポルノグラフィティのデビューからのシングルは社会風刺のあるシニカルな歌詞が続いた。


そこからアルバム「ロマンチスト・エゴイスト」が発売されるのだが、それを聴けばポルノグラフィティというバンドがいかにバラエティ豊かな音楽性を持っているか分かるだろう。

しかし、シングルだけしか知らない人が当時、社会を皮肉っていたメッセージを歌っていたポルノグラフィティが突如「恋するうさぎちゃん」である。
僕はその頃はリアルタイムでは追えていないが、果たしてどんな気持ちだったのだろうか。
最初に空を飛んだ鳥がどれくらい助走をつけたかくらい知りたいものだ。


もう一度言おう。


地下を巡る情報に振り回されるのは
ビジョンが曖昧なんデショウ



100万人のために唄われたラブソングなんかに
僕はカンタンに想いを重ねたりはしない



ここでおハガキを一通 R.N「恋するウサギ"ちゃん」


である。


凄いギャップだ。

晴一さん自身も当時「次のシングルは含みとか全くありません」とインタビューで答えているくらいストレートである。


しかし夏に浮かれているだけの曲ではない。

ストレートは単純ということではなく、あっさりと本質を突くような歌詞がくる。


キミが夢を願うから 今も夢は夢のまま
大好きだから踏み出せない 大好きだから臆病になる


おそらく多くの恋に悩む者が頷いてしまうだろう。


こういう事がさらっと唄われるから、夏で浮かれようぜって曲なのに軽く流してしまうような曲になってない。

あらためて曲を聴くと、昭仁さんの声がそのことと、とても合ってるんだよね。
こういう曲でも昭仁さんの生真面目さが垣間見える。


歌詞はラジオDJがメールに答える形で進む。
そして、その"お悩み"に対してDJは軽口のようでいて、しっかり真摯に向き合ってくれてる。

それでもライヴでは必殺の一撃なだけあって底抜けに楽しいんだけどね。
こんな楽しいのに、一度僕はライヴで歌詞が当時の心境とリンクしすぎて泣いてしまったことがある。


すごく細かいポイントなんだけど、サビの時に右チャンネルで鳴っているギターのスライドギターみたいなロングトーンが好きである。



2.PRIME




数少ない作曲Tamaさん、作詞昭仁さんの組み合わせ。

軽快な"ミュージック・アワー"と対極なくらい内へ内へと迫り来るような曲。
まず何より曲がカッコイイのなんの。

Tamaさん色が全開でイントロから引き込まれる。
Tamaさんの曲はどこかファンクっぽい雰囲気を醸し出してることが多い。


インディーズ時代からある曲で、Tamaさん本人も気に入ってるようで、ソロを始めてからの2007年のライヴではセルフカバーもしている。アンコールでやったんだけど、本当にブッ飛ぶくらい驚いた。


ハッキリとライヴを意識しているコール&レスポンスや曲調含めライヴハウスがとても似合う曲。


歌詞について。


主人公は冴えない日々を過ごしている。

しかし「変わらなければ」と決意をする。日常が変わらないのは自分が変わらないからだと。

さて、ここでお知らせです。

"PRIME"の歌詞について、実は書きたいことがあって、それが長くなりそうなので別途歌詞解釈記事を書こうと思います。

ただでさえここまでで長いのに、これ以上長くするわけにはいかない。

なのでここでは歌詞にいてこれ以上は省略。

書き終えてはいるので後日アップします。



3. Century Lovers (LIVE!)




噂の「Everybody!みんなで!声出せ!」である。
※ライヴDVD「Purple's」副音声参照


実はこれに当たって久しぶりにこれを聴いたけど昭仁さんの煽りの声がめっちゃ若い。
個人的にイントロでの「Say!」の言い方がなんか面白くて好きである。


先の「ヒトリノ夜」レビューにて「"Century Lovers"はセカンドシングル候補であったが見送られた」と書いたが、アルバムを経てこんな形で3rdシングルに納められた。


これを聴いただけでも、ポルノグラフィティのライヴでのポテンシャルの高さと愉しさが詰まっていて聴き応えがある。

ライヴ音源って基本的に好きなんだよな。



4. ミュージック・アワー(Backing Track)



お馴染みとなったカラオケver.だが、シングルとしてはここを一区切りにこれ以降は基本的には収録されない。

この後は「今宵、月が見えずとも」や、80年代を意識した「青春花道」と「東京デスティニー」のシングルで久しぶりに収録されているくらいである。たぶん。


前も書いたが、最近のポルノはアレンジが凝りまくっていて楽しいので、色々な曲のBacking Trackバージョンを聴きたいものである。


ということで3rdシングル「ミュージック・アワー」でした。


ポルノ全シングルレビュー 1st「アポロ」
ポルノ全シングルレビュー 2nd「ヒトリノ夜」
【感想】ポルノグラフィティ「THE DAY」
【感想 】ポルノグラフィティ「LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ」



【こんな記事もあるよ】

ポルノグラフィティファンでない人間をポルノ友に引きずり込むための傾向と対策
占いで見るミュージシャンの性格~ポルノグラフィティ編
【表現】晴一さんの目になって世界を見てみたいと思ってしまう









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2017年2月26日日曜日

【レポ】ハルカトミユキ+5th ANNIVERSARY TOUR 2017 池袋MANHOLE






ハルカトミユキの+5th ANNIVERSARY TOUR 2017の初日となる池袋LiveHouse MANHOLE公演に行ってきた。

5周年ツアーは、もちろん赤坂ブリッツも参戦したかったが、友人の結婚式があるため泣く泣く諦めた。

初日は平日公演だったので仕事の都合とにらめっこし無事に行くことができた。


ということで備忘録がてら簡単にライヴレポを。


ソールドアウト公演ということですし詰め状態の客席。
自分はかなり後方から見ていた。


開演時間になるとSEが大きくなる、そしてハルカトミユキの2人は客席後方から入場。
ビックリしたんだが、たぶんステージに捌け口がないのだと思う。








ACOUSTIC SET



ハルカ:ハルカトミユキを結成してはじめて作った曲です。という簡単な挨拶から披露されたのは"夏のうた"

序盤は2人だけのアコースティック編成である。
この曲とても好き。


ハルカ:密集具合が凄い!みんな大丈夫?
今日は特別な夜にしたいと思います。2ndデモから。


"水槽"
YouTubeにあるのはなんとなく聴いたことあるくらいの曲だ。


ハルカ:デモにも入ってない、たぶんライヴでもやったことない未発表曲をやります。


"木馬(未発表曲)"
ミユキさんのレトロなシンセのロングトーンが印象的であった。タータラタタターというところが好き(記憶力と音楽的語彙のなさでこう表現するしかない)
サビの雰囲気といい、個人的にとても好きな曲。

タイトルやシンセからデパートの屋上の遊園地を思い出した。


ハルカ:この曲(木馬)は本当はとても長い曲で7分くらいある。あの後に長い間奏があって、そのあとサビがあってAメロ戻りという。
※二番で終わった

でも今日はみんなもたないと思うので短めに。

次の曲も昔からやってる曲。



"マゼンタ"
個人的になんだけど、"マゼンタ"はこれくらいシンプルなアレンジがとても好きだなと思う。
初期のアレンジの方。

アコースティックで聴いても本当に美しく悲しい曲だ。


ハルカ:あと一曲2人で。
出会いの話とかしたほうがいい?
ミユキ:したほうがいいんじゃない?
ハルカ:すぐそこの立教大学のサークルで出会った。ツアーのティザームービーはそこで撮影した。





ここでライヴをやらせてもらってお客さんがいなかったり、1人2人ということもあった。
それが今日こんなに入って。…正直やりづらい
ミユキ:笑
いえいえ。ありがたいです

さっき2ndデモの曲をやったけど、これは1stデモ。幻のデモと言われてて一体どこにあるか分からない持ってる?
ミユキ:持ってない!


"僕達は"
最初ミスしてやり直す。

当たり前なのだが、初期の曲がもうしっかりハルカトミユキの曲になっている。
何を言っているか分からないだろうが、そう思う。今は音楽性は色々な曲種があるけども、やっぱり本質は変わっていない。


アコースティックのシンプルな構成で聴くとハルカの歌が以前よりも更に研ぎ澄まされた歌声だ。
特に昔の曲を聴くとその差が顕著である。


ハルカ:ここからはお待ちかねのバンドメンバーを。

バンドメンバーも後ろから入場。

ハルカ:柵もないので気をつけて。小さい女の子は前に来たり。回りの男の人は守ってあげて。



BAND SET




"ドライアイス"

まさかこのタイミングか。
僕はハルカトミユキを好きになったキッカケはこの曲である。

とても思い入れが強くて、聴くたびに心臓に何かが突き刺さるような感覚になる。


バンド編成になってからはほぼノンストップで駆け抜ける。

何度聴いても高揚感のある"世界"から、ライヴハウスで聴くとより一層盛り上かる"DRAG&HUG"

その後もミユキさんがコール&レスポンスをしたり、みんなとにかく楽しそうに演奏している。

僕は本当に陽一郎さんのギターが好きだ。去年の野音も映像化して欲しい。


"バッドエンドの続きを""振り出しに戻る"
ライヴでの必殺のナンバーたちも、小さなライヴハウスの密度で爆発すると、その威力を増す。


"伝言ゲーム"
意外な曲が来た!聴いたのは渋谷クアトロ公演以来である。
あの時と同じくテンポがかなり早くて激しいアレンジ。別曲のようである。


ハルカがギターを構える。もうそれだけで分かるようになった"ニュートンの林檎"
ハルカトミユキにとっての変わらない必殺ナンバーである。

facebookに少し動画が載っていたので、貼っておく。
https://www.facebook.com/Harukatomiyuki/videos/vb.204150503038644/1230522950401389/?type=3&theater


ハルカ:このツアーは4日間あるけど、これは特別編というか前哨戦。
是非残りの3日来て下さい。


まさかもう終わり?と思っていたら、本当に終わってしまった。
もう最後の曲である。


最後の曲は"Vanilla"だ。


短いながらも、今までのハルカトミユキの歴史をしっかり見せるような内容であった。
その中でも大切に演奏されてきた曲が"Vanilla"である。


ENCORE



メンバーは捌けることもなく、30秒しないうちに始まった。
暗転レベルである。

聞き覚えのあるベースラインが流れる。

ハルカ:最後に楽しく終わりましょう!


"Hate you"

ミユキさんはタンバリンを片手に客席へ。めっちゃ楽しそう。
アレンジは原曲に近いはずなんだけど、こうしてライヴで聴くとロック色か強くなって聴こえる。

「シアノタイプ」の曲たちはどれも好きなんだけど、こうして久しぶりに出会うことかできて嬉しい。

ライヴが終了し、メンバー全員、やっぱり後ろから捌けていく。


曲数的にはどうしても物足りなさがない、わけではないが内容はとてもスペシャルなものであった。
前半のアコースティックセット、後半のバンドセットの構成といいハルカトミユキの魅力が詰まっていた。

馴染みの会場であったこともあるかもしれないが、ピリピリとした感覚というよりはアットホームさもあるような夜だった。

見ながら「あーやっぱりこの人たちの音楽が好きなんだ」と何度も思う瞬間もあって、温かな余韻とともに池袋を後にした。



ハルカトミユキ +5th ANNIVERSARY TOUR 2017
池袋LiveHouse MANHOLE


【SET LIST】
1. 夏のうた
2. 水槽
3. マゼンタ
4. 木馬 (未発表曲)
5. 僕達は
6. ドライアイス
7. 世界
8. DRAG&HUG
9. バッドエンドの続きを
10. 振り出しに戻る
11. 伝言ゲーム
12. ニュートンの林檎
13. Vanilla

EN-1. Hate you



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