2016年11月5日土曜日

【うさぎ神社】京都の岡崎神社に行ってきた話

京都と埼玉にうさぎを祀ってる神社があるのをご存知でしょうか。

僕はとてもうさぎが好きなので以前「聖地だ!」と意気込んで行ってきました。

特に京都では全く興味ない友人に頼み込んで行きました。
埼玉はついこの間行ったばかりです。

ということで、2回の記事に分けて京都の岡崎神社と埼玉県浦和の調神社(つきじんじゃ)を紹介しましょう。

先行。まずは京都代表。








岡崎神社(京都)






〒606-8332
京都府京都市左京区岡崎東天王町51



まずは京都代表。

行ったのが何年か前ですが、写真と記憶を掘り起こして紹介します。

場所は平安神宮から5分ほど歩いたところです。
なので、うさぎ神社もとい岡崎神社に詣でればそのまま平安神宮にも行けます。オススメです。



いざ、境内へ




境内は高い木に囲まれていて、かなりひっそりしています。











境内を進むと二体の狛兎がお出迎えしてくれます。二体とも顔が違っていてどちらも愛嬌のある表情をしていてとても可愛いです。





写真撮りまくりました。










そして参拝の前に手水舎で身を漱ぎ清めます。
黒くて分かりづらいかもしれませんが、もちろんうさぎです。


















いざ、参拝へ



そしてしっかりお参り。
子授け、安産、縁結びなどのご利益があります。当時は縁結び祈ったな。

さりげなく「招兎」もいます。






ここで由緒についても触れておきたいと思います。公式HPからの転載です。


伊邪那岐大神が、筑紫国の阿波岐原で禊祓いをされた時にお生まれになった神。天照大御神の弟神で、海原を統治された。智慧をお持ちながらも荒々しく、天照大御神は困惑し天の岩戸にお隠れになった。高天原から追放された速素盞嗚尊は出雲国の簸の川で、八俣大蛇から奇稲田姫命を救う為、十拳剣を振るい、姫を小さな櫛にして御髪に刺し、見事に退治。和歌の祖となる、「八雲立つ出雲八重垣妻隠みに 八重垣つくるその八重垣を」とお詠みになった。速素盞嗚尊は大蛇の腹から取り出した「草薙剣」を天照大御神に献上し、和魂の御光をこの世に現す厄除けの神となる。

出典:公式HPより


なるほど。

最初から読めなかった。


※伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)
商売繁盛とか縁結びの神様


ちなみに伊邪那岐大神を調べると「ペルソナ4」の話題ばかり出てきます。


なぜ「うさぎ」を奉っているのかも見てみましょう。


ご祭神二柱が三女五男八柱神ものたくさんの御子神をもうけられ子宝に恵まれた霊験あらたかな子授け安産の神である。また、往時境内を始め地域一帯が野うさぎの生息地で、多産なうさぎは古くから氏神様の神使いと伝えられる。治承二年には中宮も御産の際に安産の祈願をされた。安産の神としての信仰は厚く、腹帯を持ち込み祈願する慣わしがある。

出典:公式HPより


多産なうさぎというか、まぁうさぎはね、お盛んですしね…



境内のあちらこちらにうさぎが散りばめられています。











おみくじ↑ も可愛いうさぎに入ってます。今でも部屋に飾ってます。


でもこれだけ並んでるとちょっと怖い


御守りや絵馬などももちろんうさぎ仕様














可愛いなぁ。
可愛すぎて写真見返してても動悸が。

あまりメジャーじゃないのか、みんな平安神宮で満足してしまうのか、そこまで混んでる様子はなかったです。
ある意味それが厳かな雰囲気になっていて良かったのですが。

うさぎに囲まれていつまでも佇んでいたい場所でした。

京都なので気軽に行けないのがネックです。

調べたら八王子駅から3時間半かければ行けるみたいですが。





【関連記事】
【うさぎ神社】埼玉(浦和)の調神社に行ってきた話


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2016年11月2日水曜日

尊敬してるギタリスト~その9「長岡亮介/浮雲」







「日本人ギタリストで好きなのは誰ですか?」


という質問をしたときに必ず名前が挙がるであろうギタリストを紹介しよう。


長岡亮介/ペトロールズ(PETROLZ)
(浮雲/ex東京事変)









プロフィール









1978年10月7日生まれ、千葉県出身。

2000年頃からギタリストとして活動を始め、2003年に椎名林檎のアルバム「加爾基 精液 栗ノ花」に参加したことが転機となる。






2005年にはスリーピースバンドペトロールズ(PETROLZ)を結成。同年に二代目ギタリストとして浮雲名義で東京事変に加入する。







東京事変は2012年に解散してしまいますが、椎名林檎との関わりは今も続いていてソロ作に関わったり、紅白でトランペットを吹かされたりデュエットさせられたりする。

ギター?弾きません。











絶対笑ってはいけない紅白歌合戦である。


僕は大爆笑した。


ペトロールズは今もしっかり活動中だが、自身でソロ作品を出したり、近年は星野源のサポートギタリストとしてレコーディングやライブで活躍している。


飄々として明るい性格なようで、サポートギターをしている時でも楽しそうだし、細かく色々動いたりしていて、本当に見てて楽しい人である。



車>自転車>ギター



今でこそ更新が止まってしまっているが、自身のブログ「ピンクブログ」は主に「車」「自転車」「ギター」が主なテーマとして紹介されてる。

車や自転車が好きで、以前のコメントでもギターよりも好き度は高いそうです。


と言っても彼は変わりもののギターを沢山持ってて50本ほどあるとか。


さらにはゴミ捨て場から拾ったりしたこともあるそう。


http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/06/post-1775.html


個性的なギターが好きだそうで、ビザールギターのような変わったギターが沢山ある。
ブログでも時々紹介されていた。







http://pet-pink.blogspot.jp/2011/07/modern-3-3-2.html

↑GibsonのModern(モダーン)

レア物なんですよねぇこれ。







http://pet-pink.blogspot.jp/2009/06/1-pro-1firebird-sorrento-cherubim.html


↑これも良いね。いかにもなビザール感。


お気に入りギター




テレキャスターが最も気に入っていてこの記事でテレキャスについて語られています。


http://pet-pink.blogspot.jp/2012/05/1940-3-1969-15.html


本人が最も気に入ってるギターが1969年製のテレキャスターである。


「何かあったら真っ先にこれを持ち出す」というほど思い入れの強いギター。






RSギターワークスのSTee Blackguard Ⅱも代名詞に近いほどよく使ってますよね。テレキャス+SGというルックスがまた異色。






プレイスタイル



ペトロールズやサポートのギタリストとしてのは「シングルコイルピックアップ+フェンダー系アンプ」であまり歪めずにクリーントーンが中心の音作りで、それにワウ使ったりする感じがイメージである。


Pete Anderson(ピート・アンダーソン)の影響を強く受けており、そのためカントリー色の強いギタープレイである







早弾きしたりテクニカルなプレイではなくて、アドリブ感のある「間」をしっかり使ったフレージングが最大の特徴である。

普通のスリーピースのバンドのギタリストだとこの「間」を恐れてしまってなんとか音を埋めようとしてしまいがちだが、それが全くない。


ペトロールズは大人に好まれるアダルトなバンドだという評価されるが、それを感じさせているのがこの「間」。「大人の余裕」というものはこういうことなのだろう。

僕はまだまだ音圧パツパツを目指すおこちゃまである。


ギタリストとして紹介する記事なので詳細は省きますが、歌声もアダルトでとても良い。

ペトロールズはバンド全体のコーラスワークが素晴らしく、スリーピースという楽器数が限られた中で音楽的な奥行きをもたらせている。







最後にブログから引用。そこまでどうということはないという言葉なんですが、人柄とかとても出ていて、好きな文です。


「amber」もうすぐ発売ですね
買ってね
買ってくれたらその売り上げを次の制作費にして
そんで作って売ってまた作って
っていう自転車操業なんですからうちは
スポーティーでしょ


【関連記事】
【感想】星野源 10thシングル「Family Song」ドラマ『過保護のカホコ』主題歌
【感想】星野源 9thシングル「恋」逃げ恥主題歌
【ハマケン】浜野謙太という才能、SAKEROCKは星野源だけじゃない



☆尊敬してるギタリストシリーズ

  1. 新藤晴一
  2. ジョン・メイヤー
  3. トミー・エマニュエル
  4. ゲイリー・ムーア
  5. マシュー・ベラミー(MUSE)
  6. ノエル・ギャラガー
  7. グレッグ・バーグドルフ
  8. 菊地英昭(THE YELLOW MONKEY)」
  9. 長岡亮介/浮雲
  10. オマー・ロドリゲス
  11. 三輪テツヤ(スピッツ)
  12. 滝善充(9mm Parabellum Bullet)
  13. アベフトシ/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT








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2016年11月1日火曜日

THE WAYのダイアリー00/08/26に涙した理由






ポルノグラフィティの楽曲"ダイアリー 00/08/26"


この曲が書かれたのはタイトルの通り2000年8月26日。今から16年以上前ということになる。

今でも大切にされ、ライヴの重要なタイミングで演奏されてきた。
最近では横浜ロマンスポルノ'16~THE WAY~が記憶に新しい。

WOWOWで放送されたこのライヴを見て、思わず感極まってしまった。もしかしたらライヴで見た時より感動した。

その理由について、書こうと思う。









大切な曲




先日WOWOWでTHE WAYの放送があった。

それからしばらくしてたまたま晴一さんのブログの過去記事を漁っていたらこの記事が目に止まったんですよ。

http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/158116/140321/13736205

2006年のちょうど同じ日付で更新された"ダイアリー 00/08/26"について書かれた記事。
前に見たときは「あーそっか」というくらいで見ていた記事でしたが、2016年の今見返して、内容にハッとさせられた。

この記事の中で晴一さんは曲についてこう述べている。


昭仁と「いつか大事な日に演ろうぜ」っていってる曲


この曲が収録されているのは「サボテン」のシングル。






"サボテン"という楽曲はポルノグラフィティの歴史でも古い曲で、先日リリースされた「FANCLUB UNDERWORLD5」のDVD/blu-rayで本間さんと田村さんがインタビューの中で語っていた通り、リリースまで大切に温められた曲。

そんな曲とカップリングされたのがこの"ダイアリー 00/08/26"である。



大事なタイミングでこその去年



10周年のアリーナツアーとなった「ロイヤルストレートフラッシュ」ではアンコールに歌われたこの曲。
そして、この時の本編最後の曲は"シスター"であった。

"シスター"の演奏前に昭仁さんがMCで


長い歴史の中で一度だけポルノグラフィティを止めてしまおうかと思ったことがある。それでも晴一と2人でもう一度頑張ってみようと決意した時にリリースした曲です


と語っていた。

そんな決意の詰まった"シスター"を受けてのアンコールでの演奏されたのだった。

そして、去年の横浜スタジアムではアンコールの大ラスで演奏された。

そこで本編の最後となったのは「今まで歩んできた道を振り返ってみるといつも君らが寄り添っていてくれて、これからの行く先も示してくれる」というMCから演奏された"THE DAY"であった。

どちらの場合も過去を振り返った上で新しい一歩を歩み出すときの決意として歌われた曲である。






変わりゆく時代の中で



この曲が書かれた2000年と今現在の2016年では音楽業界は全く違うものとなった。

CDというフォーマットは過去のものとなりつつあり、ヒット曲らしいヒット曲が生まれづらい時代となった。


そんな中、ポルノグラフィティの音楽性は固まるどころか次から次へと新しい挑戦をしている。

時にはこちらが戸惑ってしまうような曲もあるが、それはポルノグラフィティが挑戦を続けているからこそのもの。

しかし、未だ多様化してる音楽性の中でも信念は変わっていなくて、その信念こそがこの"ダイアリー 00/08/26"の歌詞なんじゃないだろうか。

今までさらっと流して聴いてた部分があって、それは「大人になった僕にがっかりしてるかな?」という歌詞。

テレビの中に映る僕のことを「有名になった」とかじゃなくて「大人」って表現にしていること。ここで歌われる大人は「破天荒なロックに憧れていたのに、今は社会と上手くやっていけてしまってる自分」のことなのかもしれない。

それを踏まえて考えると、歌詞の中に出てくる「君」は誰を指すのだろう。

僕はずっと歌詞の君という存在がファンのことを指してると思ってた。

でもあらためて考えてみるとこの曲は「Letter(手紙)」じゃなくて「Diary(日記)」だったことに気づいた。

誰かに宛てたものじゃなくて、自分自身のために書き綴ったもの。


以前"AGAIN"の歌詞解釈の中で、歌詞に出てくる君は「過去の自分」であるという解釈を書いたことがあったけど、それと近い存在じゃないかと思った。
夜ごと君に話していた約束はまだ果たせていない。

もうひとつ。歌詞の中で「壊すべきこの世の中」というものが出てくる。
僕は音楽業界という世界はもう破綻に近い場所にいると思う。自ら壊れていってしまった世界。

そんな世界ではかつて夢見て憧れた未来ではないかもしれないけれど、それでも音楽を創って演奏し、人に届けるという想いは変わらない。

ファンだからこそ分かることかもしれないけれど、これだけ活動してきてもポルノはとてもストイックだよね。

特に昭仁さんは年々歌声に磨きがかかり、まだまだ上を目指している。



ダイアリー 00/08/26に涙した理由



横浜スタジアムで演奏された際に決してマイクに乗ることはないのに晴一さんは口を大きく開けてこの曲を歌っていた。

晴一さんだって同じなんだ。

昭仁さんは歌詞の心情を歌に込めて伝えようとする人だけど、晴一さんはどちらかといえば受けとった聴き手に歌詞を委ねる人


だから役割としてのコーラス以外では歌ってることはあまりない("ハネウマライダー"は楽しそうに歌ってること多いけど)。

だからこそ、この曲で懸命に歌っている晴一さんは、きっと昭仁さんと同じ気持ちで歌っていたんだと思う。

まさに日記を書いた本人として。

ライヴの時はそこまでちゃんと見えてなかったので、先日のWOWOWの放送でその姿を見て、涙が止まらなくなってしまった

きっとこの先何年経っても2人はこの気持ちが変わることはないだろう。

そんな2人のこれから歩む道を、これからも僕らは寄り添っていくのだ。





【関連:ポルノグラフィティ歌詞解釈シリーズ】

AGAIN歌詞解釈~「遥かな昔海に沈んだ架空の街の地図」とは
スロウ・ザ・コイン歌詞解釈~人生の分岐点と正解の道
月飼い歌詞解釈~東から漕ぎだした舟が向かう先
ジレンマ歌詞解釈~ジレンマが示すもの
Hey Mama歌詞解釈(+和訳) 〜あなたのパパは何者?
TVの中のロックスター、憧れと現実
THE WAYのダイアリー00/08/26に涙した理由
LiAR歌詞解釈~揺れてるばかりの記憶のあなた
メリッサ歌詞解釈~自分にとってのメリッサとは









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2016年10月31日月曜日

新藤晴一使用機材~エレガットGibson Chet Atkins CEC編







晴一さんの使用機材紹介。

今回はエレガット編です。

"アゲハ蝶"や"オー!リバル"でお馴染みのこちらのギター。


Gibson Chet Atkins CEC












どんなギター?



ギブソン製なんですよね。これ。

ヘッドのロゴがあんまり見えないので、昔はどこのギターかと思ってた。

このエレガットはチェット・アトキンスのアーティストモデルです。
チェット・アトキンスについては演奏を聴いてもらった方が早いでしょう。






なんと心地よい音でしょうか。


このギターについては時代的なことも考えるとかなりボディが薄いです。
レスポールと同じくらいしかないんじゃないかな。

これだけ薄いボディだけあって生鳴りはあまりしないようです。

拾い物ですがスペックも貼っておきますね。

Body : Spruce / Mahogany
Neck : Mahogany
Fingerboard : Rosewood
Pickup : Gibson Bridge Piezo
Other : Active 2 Band EQ






↑の動画は子どもにレッスンしてる動画ですが、これですらウットリしてしまうくらい心地いいギター。

こういうギターに本当に憧れます。

色々な方と共演しているのですが、僕の敬愛するトミーおじさんとも共演しています。





トミーおじさんウッキウッキじゃないか。


チェット・アトキンスは2001年に77歳で亡くなっています。



入手困難



このギター1982年〜2006年頃まで生産されてたんですが、現在は生産されていません。

そして生産本数も多くないためか、入手が結構困難です。
たまに中古で出てもすぐにソールドしてしまってることが多いので、見かけた際は是非手に入れてください。それか僕に買ってください


といっても全然手に入らないというモデルではないので、今調べたら出品しているストアもあったので生産完了品ばかり使ってくれる晴一さんのギター機材の中では、まだ手に入れやすいギターであると言えるでしょう。

価格は定価30万円ほどで、中古で10万円前後くらいの相場のようです。



晴一さんの使用頻度もアップ



昔はライヴでこのギターが出てくると"アゲハ蝶"というのが定番でした。
このギター構えただけで次にくるって分かりましたからね。







しかしながら近年はその傾向が薄れてきました。

新たなライヴ定番曲"オー!リバル"の登場や、ライヴでのアコースティックアレンジなどでも使用される機会が増えたので目にする機会が増えてきました。






記憶に新しいところでは「The dice are cast」ツアー追加公演での"Hard Days, Holy Night"や"Hey Mama"、「横浜ロマンスポルノ'16〜THE WAY〜」での"サウダージ"なんかがありますね。

ちなみにチェット・アトキンスはバリバリのカントリーのギタリストなので"Hey Mama"でこのギターが使われたのは必然とも言えます。

元々"アゲハ蝶"はポルノを好きになったキッカケの曲で今も一番大切な曲だし、個人的にガットギター欲しいのもあって、このギターいつか手にしたいものです。


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2016年10月30日日曜日

映画「インフェルノ」ネタバレ感想






ロン・ハワード×トム・ハンクスによるロバート・ラングドンシリーズ最新作『インフェルノ』が公開されました。

僕は初日の金曜に見ようと思ってバルト9でチケット予約して、翌日に「ジェイソン・ボーン」を豊島園でIMAXで見ようと思って一緒にまとめてネットで予約しました。

そうしたら間違えてどっちも「インフェルノ」のチケット予約してました

払い戻しできません。

おかげで2日連続で見ました

ちなみに「ジェイソン・ボーン」は土曜の朝に見ました。



ダン・ブラウン原作のこのシリーズですが、都市伝説好きとしては原作小説もやはり好きな部類。しっかり毎回読んでます。

とはいうものの、今回の『インフェルノ』は読んだはずなのに原作の内容をスコーン!と忘れてました
なので、ほとんど原作知識ないという状態での観賞でした。

結局観賞後にネタバレあらすじ見て原作思い出しました

ということでそんな程度の記憶ですが、映画の感想と原作との比較を書いてみたいと思います。

ということで原作と映画どちらのネタバレもそれなりに全部書くのでネタバレにご注意を








あらすじ







記憶喪失状態でフィレンツェの病院で目覚めたロバート・ラングドン教授(トム・ハンクス)は何者かに命を狙われるも、医師のシエナ・ブルックス(フェリシティ・ジョーンズ)の手引きで事なきを得る。やがて二人は、人口増加を危惧する生化学者バートランド・ゾブリスト(ベン・フォスター)が人類の半数を滅ぼすウイルス拡散をたくらんでいることを知る。彼らは邪悪な陰謀を阻止すべく、ゾブリストがダンテの叙事詩「神曲」の「地獄篇」に隠した謎の解明に挑むが……。


ネタバレ感想


ということでネタバレ有の感想を書いてこうと思います。

結論から言うと僕は結構楽しめました

ダンテのデスマスク盗んだのにおとがめ無しかよとかストーリー的にいくつか穴はあるけれど、ハリウッドのこの手の映画でそういう重箱の隅をつつくのが不粋かなと思って見ているので、あんまり細かいことにこだわりがないんですよね。

そもそもダン・ブラウンの原作小説もまぁまぁ色々ツッコミどころありますしね。

なので、とにかく綺麗なイタリアとかの景色を眺めたりあちこち振り回されるラングドンを楽しむ映画と考えれば、まぁ楽しめる作品じゃないかと。
映像はとても綺麗なので可能な方は是非IMAXで見て欲しい映像です。

そもそも僕はヒントや暗号を辿ってくような作品が好きなので、あれだけ世間からクソ映画扱いされてる『ナショナル・トレジャー2』だって僕は好きですからね。





過去二作『ダヴィンチ・コード』と『天使と悪魔』は宗教色が強い作品でしたが、今回の『インフェルノ』は宗教ではなくて、人口の増加による地球環境の悪化というかなり現代的なテーマです。
簡単に言えば「この先人間が増えすぎてしまって環境に良くないから、人口減らすためにウイルス撒くよ」って大富豪の話。

この人口増加の問題って、実はかなり深刻なんですよね。

先日挙げ直した記事では不老不死が実現した世界の話を掘り下げましたがそれに通ずるような話でもあります。

【関連記事】
【都市伝説】田畑藤本の藤本淳史が語るテロメア不老不死


映像的な面で言うと序盤のラングドンが見る幻覚の映像が素晴らしいですね。視覚的に強烈なビジュアルで映像にした醍醐味があったシーンだと思います。

あと危機管理会社の総監のハリー・ シムズが良いですよね。なんか飄々としていて死んでしまったのが勿体ないキャラでした。


原作との相違点



さて、映画は頭に怪我を負い記憶を失ったロバート・ラングドンが病室で目覚めるところから始まります。
厳密に言うと今回のキーパーソンのゾブリストのシーンから始まるんですけど、まぁ置いといて。

最後まで見た人はご存知のように、このシーンから仕掛けがあるわけですが、手口が回りくどすぎる気もしますね。

そこからゾブリストが残したヒントを元にあちこちに行って、ゾブリストが仕掛けたウイルスを医師のシエナ・ブルックスと共に探す話になります。

しかし、実はシエナはゾブリストの恋人でした。彼の考えに元々賛同していたんですよね。

そこから先で原作と映画の決定的な違いが出てくるのですが、シエナが原作ではゾブリストの目的を知ったことで、ゾブリストの目論みを食い止めようと動くのに対して、映画では最期までゾブリストに心酔しウイルスをバラまこうとするシエナが描かれました。

物語の中でも重要なキャラだけに、映画で悪役になったシエナの変更理由が気になります。

頭の良い人間が極端な思想に影響されて道を踏み外してしまう」というのは、宗教などでもよく言われることですよね。具体名は出さないですが。


もう1つ映画と原作での決定的な違いがウイルスについて、原作ではラングドン達がウイルスに辿り着いた時にはすでにウイルスが拡散されてしまった後でした。
しかし映画ではウイルスの拡散前に食い止めました

原作のウイルスは人の生殖機能を奪うもので、人類の1/3に効くという類いのものでした。

どうやら映画的な盛り上がりを考慮してこの変更が決断されたようです。
確かに「散々振り回されてようやくウイルスに辿り着いたけど、ウイルスはもう拡散されちゃってたよ」って展開だと映画的にはちょっと、と思われるかもしれませんしね。


あと違う点はWHOのエリザベス・シンスキーが原作では老女でしたが、映画ではラングドンとの恋仲に違い存在となっていました。




映像化について



評価をいくつか見ましたが、ちょっと評価は芳しくないようですね。

相変わらず二時間に押し込めるためにエピソードをいくつかカットしていることと原作とラストが違うということで、原作ファンからもちょっと評価が別れるでしょうね。
そして、未読の人からするとかなり展開も早いので、ついていけない部分があるかもしれません。

この点に関しては有名作品では「ハリーポッター」シリーズもそうですが、原作ものの難しいところですよね。
時間の制約の関係で本筋ではないエピソードはカットされ、本筋も重要な部分のエッセンスを拾っていくことで展開も駆け足になってしまいがちです。

毎回思うのですが、前後編にしてじっくり描けば原作のテイストにさらに近づけられるんだろうなと思います。
しかし映画としては間延びしてしまうということもあるでしょうし、僕はこういう点に関しては仕方ないと思って割りきることが多いです。

ハリウッド的なこういう大味な部分を割り切れる方はわりと楽しめるんじゃないかと思います。
ストーリーの緻密さとかを求める方にはあんまり向いてないかなと。

あと「ラングドンシリーズである必要あるの?」みたいな指摘がありましたが、それはダン・ブラウンに言えと。

今までの作品もそうですが、映画しか見てないかたは是非原作小説も読んでいただきたいです。



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