2016年12月7日水曜日

年金がまともに貰えないであろう僕らの世代は何を信じればいいのか






たまには真面目な話題を。

年金制度。


僕も普通のサラリーマンなので、毎月生年金を控除されているけど、なぜ崩壊が目に見えている制度がまだ続いているのだろう。

その辺りについて書いてみようと思う。








年金制度は破綻する?しない?



年金制度について調べていくと「近い将来年金制度は破綻する派」「年金制度は破綻しない派」が出てくる。

破綻する派の言い分は説明するまでもないだろう。

では破綻しないと提言している人の根拠はどこにあるのだろう。
記事があったので、それを引用しつつ見てみよう。


年金制度は崩壊しない! 確実にもらえる3つの理由


まず、一つ目の崩壊しない理由としては年金には税金が充てがわれてるという点が挙げられてる。足りない分を税金で補うから破綻することはないというものだ。

その税金、どこから出てくるんだ?

確かに税金で補填していくなら破綻はしない。けど、そのしわ寄せも必ず自分たちに返ってくる。

二つ目。文言を引用する。


自動調整弁のような仕掛けがセットされているのです。まず、保険料を18.3%になるまで引き上げるという計画は実行中です。また、年金給付について自動的に引き下げる仕組みもすでにセットされています。


いや、その自動調整がみんな年金制度を嫌がっているポイントなんだが。これ結局は保険料上げて支出抑えればいいよねってことでしょ。

誰が保険料上がるけど貰える年金引き下げるよで納得するんだ。さらには受給の年齢は引き上げていくばかり。

最後。この記事とんでもない結論で終わっている。

「破綻する」から「減るけどもらえる」に頭を切り換えよう
つまり、まとめてしまえばこういうことです。

老後にもらう国の年金制度は「破綻はしない」が、「水準は下がる」と。


いや、だから(以下略)


これ、論点すり替えすぎじゃないか。

水準を下げないと成り立たない制度を「破綻している」とこちらは言っているんだ。



破綻しなければいいのか




しかしながら、結局のところ年金制度は破綻しない派の意見はある意味正しい。

破綻はしないけど、負担は確実に増える。

破綻している派の示す破綻とは上にも書いた通りシステムとして成り立っていないということだ。崩壊と破綻の意味合いの違いも出てくるけど。

上の内容を踏まえ要約すると。


受給の年齢引き上げて保険料引き上げて受給金額下げるけど、必ず貰えるよ(ゝω・´★)


ということ。

僕らが求めているのは、せめて自分の支払った保険料は貰いたいということだし、下の世代にツケを回していくような仕組みが理解できないというだけなのだ。

これを運用している連中は自分たちはしっかり貰えてから死ねる年齢だからいいかもしれないが、下の世代ほど割りを食うというのはいかがなものか。








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